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パーキンソン病初期症状に整体の力:新たな希望と安心を

2026/03/18
ブログ
南海本線貝塚駅前のスッキリ整骨院では、日々来院される方の症例や疑問について記事にしております。
今回は貝塚市からお越しの方から
数年前から腰痛がひどく、便秘がちになっている
とのことで、今回は腰痛便秘にまつわる話からパーキンソン病について書いてみたいと思います。

よくある疾患シリーズ 〜パーキンソン病というご病気について ...
1.パーキンソン病とは
パーキンソン病は、脳のドーパミン神経細胞が減少し、体の動きに障害が生じる進行性の病気です。アルツハイマー病に次いで頻度の高い神経変性疾患で、特に運動機能に影響を及ぼす疾患の中では最も一般的です。

病気の概要

パーキンソン病は、中脳の黒質にあるドーパミン神経細胞が何らかの原因で減少することにより発症します。この神経細胞は、身体の運動調節に関わるドーパミンという物質を生成しており、その不足が症状を引き起こします。

α-シヌクレインの蓄積:ドパミン神経細胞内にα-シヌクレインというタンパク質が凝集し、蓄積することが分かっています。

遺伝的要因:ごく一部の患者さんでは遺伝子の変異が関連していますが、ほとんどの場合、原因は不明です。


疫学

パーキンソン病は50歳以上で発症することが多いですが、40歳以下で発症する「若年性パーキンソン病」も存在します。

・患者数(日本):人口10万人あたり100〜180人(2020年厚生労働省調査で約29万人)
・高齢者の頻度:65歳以上では100人に約1人
・男女比:欧米では男性に多い傾向がありますが、日本では女性に多いとされています。
・世界的な増加:世界的に患者数が増加しており、「パーキンソンパンデミック」という言葉も使われています。
・発症年齢:50〜65歳での発症が多いですが、高齢になるほど発病率が高まります。


2.パーキンソン病の症状

医療コラム】パーキンソン病とリハビリ – 函館五稜郭病院

パーキンソン病の代表的な運動症状は以下の4つです。これらは「パーキンソン病の4大症状」と呼ばれ、左右どちらかの側から現れ、進行すると両側に広がることが特徴です。

①振戦(ふるえ)

手足やあご、頭部に起こるふるえ。

安静時に強く現れ、動かすと軽くなるか消失します。

「丸薬を丸めているような」指の動きが特徴的です。


②動作緩慢(動きの鈍さ)

随意運動が遅くなり、動きが小さくなります。

起立や歩行に時間がかかります。


③筋強剛(筋肉のこわばり)

筋肉がこわばり、関節を動かすと抵抗を感じます。

細かい動作が難しくなります。


④姿勢保持障害(バランスの取りにくさ)

体のバランスがとりにくくなり、転倒しやすくなります。

病気の初期にはあまり見られず、進行とともに現れる傾向があります。


非運動症状

パーキンソン病では、運動症状以外にもさまざまな非運動症状が現れることがあります。

①自律神経系の症状

便秘

排尿障害・頻尿

低血圧・起立性低血圧

発汗異常、脂漏症


②睡眠障害


③精神症状

不安・抑うつ

意欲低下、無関心

幻覚・妄想


④認知機能の低下


⑤腰痛や各関節の痛み


3.パーキンソン病に対する新たな希望と安心

iPS細胞でパーキンソン病改善、脳に移植し6人中4人…京大 ...

パーキンソン病の治療は日々進歩しており、特にiPS細胞を用いた再生医療が注目を集めています。現在もさまざまな薬物療法デバイス補助療法リハビリテーションが行われ、症状を管理し、生活の質の維持・向上が目指されています。

iPS細胞治療

パーキンソン病のiPS細胞を用いた再生医療は、2026年3月に厚生労働省から条件付き・期限付きで製造販売が承認されました。これは世界初のiPS細胞由来製品となります。

治療内容:患者さんの脳内に、iPS細胞から作製したドパミン神経のもとになる細胞を移植し、不足しているドパミンを補うことで症状の改善を目指します。

臨床試験結果:京都大学で行われた臨床試験では、安全性に問題がなく、移植後2年間で4人の患者で症状の改善が確認され、脳内でドパミンを作る能力が増加していることが画像検査で示されました。

対象と今後の展望:現時点では、高度な設備と経験を持つ限られた専門施設でのみ実施される予定です。今後は、大規模な第III相試験の準備が進められ、さらに多くの患者を対象とした治療法の確立が期待されます。


薬物療法

パーキンソン病の治療では、薬物療法が中心となります。脳内のドパミン不足を補う目的で、複数の薬剤が症状や進行度に合わせて組み合わせて使用されます。

主な薬剤

・L-ドパ製剤:脳内でドパミンに変換され、不足しているドパミンを補充します。最も効果が高いとされ、治療の柱です。
・ドパミンアゴニスト:ドパミンと同じような作用で、脳のドパミン受容体を刺激し、ドパミンが足りている状態にします。運動合併症が起こりにくい特徴があります。
・MAO-B阻害薬ドパミンを分解する酵素の働きを抑え、脳内のドパミンの効果を長持ちさせます。
・COMT阻害薬:L-ドパが脳に効率よく届くように、L-ドパの分解を抑えます。
・アデノシン受容体拮抗薬:ドパミンとアデノシンのバランスを調整し、パーキンソン病の症状を改善します。
・ゾニサミド:振戦やオフ時間の改善に有効とされる抗てんかん薬で、パーキンソン病の治療にも使われます。
・ノルアドレナリン補充薬:ノルアドレナリンの不足を補い、パーキンソン病の症状を軽減します。
・抗コリン薬:アセチルコリンの働きを抑え、ドパミンとのバランスを保ちます。振戦に有効ですが、副作用に注意が必要です。


副作用と対策

長期服用による副作用:L-ドパ製剤を長期間使用すると、薬の効果が短くなるウェアリングオフ現象や、体が不随意に動くジスキネジアなどの運動合併症が生じることがあります。

対策:これらの副作用に対しては、薬の種類や量の調整、服薬スケジュールの変更、他の薬剤の併用などで対応します。

その他の副作用:吐き気、幻覚、妄想、起立性低血圧、突発的睡眠(ドパミンアゴニスト)や、認知機能障害(抗コリン薬、アマンタジン)などがあります。衝動的な行動(衝動制御障害)が起こることもあります。


4.整体との併用で新たな希望と安心を
整体・エステティック・マッサージ | ゴールデンスパ
パーキンソン病に対する整体は、薬だけでは改善しにくい運動機能や身体の辛さを和らげ、生活の質を向上させるなど、薬物療法の補完的な役割として期待されています。ただし、整体は医療行為ではないため、医師と相談の上、適切な施術を受けることが重要です。

整体のメリット

整体は、パーキンソン病の運動症状や非運動症状に対して、以下のような効果が期待されます。

①筋肉の緊張とこわばりの緩和

筋肉のこわばり(筋強剛)や、それに伴う体の動かしにくさを和らげます。

関節の可動域を広げ、動きをスムーズにします。

特に、パーキンソン病の症状である前かがみ姿勢や、寒くて体が縮こまるような状態を緩和することに役立ちます。


②姿勢とバランスの改善

体の歪みや重心バランスを整え、転倒のリスクを減らします。

姿勢反射障害によるふらつきを改善し、安定した歩行をサポートします。


③動作の緩慢さの軽減

脳への情報入力の改善や、筋肉・関節の調整により、動作の開始がスムーズになる可能性があります。

手足の震え(振戦)の緩和も期待されます。


④自律神経の調整

自律神経の乱れは、便秘、頻尿、発汗異常、起立性低血圧などの非運動症状に影響するため、整体による調整はこれらの症状の緩和に繋がる可能性があります。

ストレスによって生じる神経細胞へのダメージを軽減する働きも期待されます。


⑤心身のリラックスと精神的な安定

整体によって血行が促進され、リラックス効果が得られることで、不安や抑うつ症状の軽減、睡眠の質の向上に繋がることもあります。

体の不調が改善されることで、精神的な安定も期待できます。


整体を受ける上での注意点

医師との相談:整体は医療行為ではないため、パーキンソン病の治療を補完するものとして、必ず主治医と相談の上で利用を検討してください。

施術の選択:整体院によって施術内容や理念は異なります。神経系に特化した「神経施術」や「神経整体」など、パーキンソン病に対応している専門性の高い院を選ぶことが望ましいです。

進行度合いに応じた対応:パーキンソン病の症状が進行している場合は、特に転倒リスクなどを考慮し、慎重に施術を受ける必要があります。


4.最後に
整骨院・接骨院で「健康保険取り扱い」を謳いながら整体を健康保険適用しているところが散見されますが、整体に健康保険は適用されません。
整骨院・接骨院で健康保険が取り扱える症状は、急性の怪我である「骨折」「脱臼」「打撲」「捻挫」「挫傷」となります。さらに日常生活上でのケガであることが大前提となり、医師の診断を受けていないもの、もしくは医師からの指導の下であれば整骨院で健康保険適用となります。
もちろんパーキンソン病による前かがみ姿勢が原因で生じている腰痛は、整骨院・接骨院では保険適用外となります。注意しましょう。